認知症予防

聞こえのセルフチェック

〇 難聴のこと

 聴力は年齢とともに衰え、60歳代で「軽度難聴」レベルまで聴力が低下する音域が増え、聞こえが悪くなり、70歳を超えるとほとんどの音域の聴力が「軽度難聴~中等度難聴」レベルまで低下します。

 65~74歳では3人に1人、75歳以上では約半数が難聴になると言われています。

 

〇 聴力の程度

・軽度難聴   ・・・ 小さな声が聞きづらい

・中等度難聴  ・・・ 普通の会話が聞きづらい

・高度難聴   ・・・ 普通の会話が聞き取れない

・重度難聴   ・・・ 耳元で話されても聞き取れない

 

〇 難聴が引き起こす可能性のあるリスク

 高齢者の難聴は、聞こえにくさから会話やコミュニケーションが困難となることで、社会との繋がりが希薄となり、認知症や社会的孤立の要因となると言われています。

 難聴を早期に発見するため、聞こえにくいと感じることがあれば、まずは医療機関を受診しましょう。

 

 あなたの聞こえの状態をチェックしてみましょう。

      □ 会話をしているときに聞き返すことがよくある。

   □ 後ろから呼びかけられると気づかないことがある。

   □ 聞き間違いが多い。

   □ 話し声が大きいと言われる。

   □ 見えないところからの車の接近に気づかない。

   □ 電子レンジなどの電子音が聞こえない。

   □ 耳鳴りがある。

 

           

 

 いくつチェックがつきましたか?

  0個:現在の聞こえには問題はなさそうです。
     少しでも聞こえに不調がある場合には、医療機関で聴力検査を受けてみましょう。

1~2個:実生活でお困りのことがあれば、医療機関を受診しましょう。


3~4個:医療機関で相談してみましょう。


5個以上:早めに医療機関を受診することをお勧めします。

 

(※出典:一般社団法人日本補聴器販売店協会HP

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