大阪市立弘済院では、医療と介護の一体的な提供により認知症高齢者支援に取り組んでいます。
認知症の中でも、前頭側頭型認知症と意味性認知症は集団生活になじみにくく、ケア方法も未だ手探りの状況で、標準的な教科書類もまだまだ少ない状況です。そこで、これまでに弘済院で得られた知見を、認知症の方を支援する医療・介護の専門職の方の「こんなときどうする!」というときの参考にしていただきたいと考え、平成25年度に冊子を作成いたしました。
今回、新たに改訂が必要な事項が生じてまいりましたので、内容を一部改編した保存版を発行いたしました。
認知症の人が、その人らしく安心して暮らしていけるために、医療・介護の関係者の一人でも多くの方に、認知症ケアの参考にしていただければ幸いです。